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全身“ツルツル”のエステティシャンが教える! お風呂上がりの「スキンケア」ルーティン

「お風呂上がりすぐにスキンケアをする!」というのは分かっているけれど、どこまでスキンケアをすれば良いの? と思う人もいるでしょう。お風呂上りは暑いですし、着替えや髪を乾かしたりと何かとやることがたくさん。そこで今回は、エステティシャンである筆者がやっているお風呂上がりのスキンケアルーティンを紹介します。

エステティシャンはどうしてる? お風呂上がりのスキンケアルーティン

雑誌や美容サイトの記事で「お風呂上がり後は、すぐにスキンケアを!」とよく書かれていますよね。でも、「どのタイミングでしなきゃいけないの?」「とりあえずどこまで塗っておくべきなの?」といった疑問を感じたこともあるでしょう。

そこで今回は、エステティシャンである筆者が普段行なっている「お風呂上がりのスキンケアルーティン」について時間軸を交えて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

【お風呂上がり10分以内】衣類を着る前に化粧水を1回優しくハンドプレスする

【お風呂上がり〜10分以内】化粧水をハンドプレス

1日のメイクや皮脂汚れを洗顔で落とし、シャンプーやトリートメント、ボディ洗浄や半身浴などをしている間は、浴室内の湿度や蒸気によって毛穴が開き汗が出やすくなります。

「お風呂上がりにすぐスキンケアを」とよく聞きますが、その理由はお風呂から上がって水気をふき取っている約10分間で一気に肌の水分が低下するからです。

筆者はお風呂から上がりタオルで全身の水気をふき取った後、衣類を着る前に化粧水を手に取り、優しくハンドプレスするように顔になじませています。

【お風呂上がり〜10分以内】化粧水ミストでボディケア

実は冬だけでなく夏も日中の紫外線やエアコンの風などによって、体が乾燥しやすいんです。そこで半身浴で汗をかいて毛穴が開いている状態のところに、顔と同じように腕や脚にも化粧水をなじませます。

手の届きにくい背中は、ミストボトルタイプの化粧水を使うのがおすすめ。化粧水をなじませたあとは、衣類を着て、頭をターバン巻きにして髪の水分を吸い取ります。

【お風呂上がり15分後】化粧水+シートマスクで保水力を高める

【お風呂上がり15分後】化粧水+シートマスク

衣類を着て一旦落ち着いたあとは、コットンに含ませた化粧水を肌にプレスするように浸透させます。

【お風呂上がり15分後】化粧水+シートマスク

次にシートマスクを肌にぴったりと密着させます。

今の季節は入浴中にシートマスクを冷蔵庫で冷やしておくと、お風呂上がりの火照った肌をほどよく冷やしてくれるため気持ち良く、冷却によって毛穴がキュッと引き締まる感じがします。

また、シートマスクには美容成分が入っているので、紫外線を浴びやすい夏~秋は美白タイプ、乾燥を感じる冬~春は保湿タイプなど、そのときのシュチュエーションやお肌の状態によって使い分けています。

シートマスクを顔につけている約15分間に、体をクールダウンさせたり髪の毛を乾かします。

【お風呂上がり30分後】乳液、クリームで肌を整える&ボディクリームを塗ってマッサージやストレッチする

【お風呂上がり30分後】乳液、クリームで肌を整える

髪の毛を乾かし終えたあとにパックを外し、乳液とクリームを重ねて肌の水分を閉じ込めるように保湿します。

【お風呂上がり30分後】ボディクリームでマッサージやストレッチタイム

むくみや疲労感を感じるときはスリミング効果のあるボディクリームを、暑くてさっぱりしたいときはクールタイプのボディジェルを足全体に広げて軽くマッサージやストレッチを行ないます。

いかがだったでしょうか。基本的なお風呂上がりのルーティンは30分以内で行ない、顔と体を同時進行でケアしています。

月に2回ほどはお風呂上がり15分後の化粧水を塗った後に美顔器でホームエステを行なったり、お風呂上がりのマッサージやストレッチ後にフットネイルをするといったスペシャルケアデーを作っています。

ひとまず、「お風呂上がりはまず化粧水!」というところから参考にしてみてくださいね。

【参考】
お風呂上がりの保湿すべき制限時間は10分であることが判明  お風呂の中での保湿ケアによる出浴後の過乾燥予防効果を確認 ~日本健康開発雑誌9月12日掲載内容のご報告~-@Press

©fizkes/gettyimages