いまわたしたちにできること~美容・健康・環境も~

にしな「もずくを食べて腸活を心がけています」 ライブ前の美容ルーティンを明かす

耳心地の良い中低音の歌声や印象的な歌詞で、唯一無二の存在感を放つアーティスト・にしなさん。普段はあまり語られることのない彼女の、ライブ前のルーティンや愛用コスメに迫ります。

ヨガは毎朝のルーティン。ライブ前はインナーケアも入念に。

Entame

「ライブ前はできるだけ体の負担を減らしたいので、消化の良い動物性タンパク質を摂ったり、もずくを食べて腸活を心がけています。朝起きたら、YouTubeでMarikoさんの『肩甲骨をほぐすヨガ』を見ながら約2分やるのがルーティン。楽屋に入ったら、吸入器や鼻うがいで保湿に気をつけつつ、声を出したり、なわとびをして過ごしています。ヨガなどでリラックスして副交感神経を優位にした後、体を動かして交感神経を優位にすると自律神経が整って、いいバランスで集中に入れると聞いたので、そのスイッチを意識して取り入れています。気持ちの問題かもしれないんですが(笑)」

セルフメイク時はアイライナーを3本使うこともあるなど、メイク好きの一面も。

「一度トライしてみたいのは、日常とかけ離れたモードなメイク。例えばグリーンを使って、自分がアートの一部になる、みたいなビューティ撮影をいつかやってみたい! メイクは自分にとってとにかく“楽しいもの”。意外な一面を知れたり、より好きな自分に出会えたり。これからも色々試していきたいですね」

Nishina’s Beauty Rules

1、鼻うがいで風邪予防。

「職業柄もありますが、のどや鼻は風邪をひいたり体調を崩す原因になりやすいので、意識してケアしています。鼻うがいは自律神経も整うといわれているので、読者の皆さんにもおすすめです! 私は、小分けの塩がセットになった、使う直前にお湯と混ぜて作る鼻うがい専用のものを愛用しています」

2、水を1日に1.5L飲む。

「美容や健康に良いとされる硬水のコントレックスを箱買いして常備。週に数回通うホットヨガにも持参しています。お通じにいい気がするし、肌や髪がキレイになったらいいなと続けている習慣の一つ。でも絶対硬水、とストイックになりすぎず、とにかくお水を飲んで巡りを良くするよう心がけています」

3、スキンケアのズボラセットを作る。

「丁寧にメイクを落として、化粧水や美容液をしっかり塗って…というのができないほど疲れている日のために、ミニマムなスキンケアセットを用意。例えば、洗顔料も手間のかからない泡タイプにしたり、オールインワンの美容液を使ったり。完璧を求めず、良い意味で手を抜く日があると気持ちも楽に」

Nishina’s Favorite Items

Night skincare

Beauty

「洗顔は、カネボウのマッドタイプの洗顔料とブラシを愛用中。湯船に浸かってブラシでくるくる洗いながら、YouTube動画を見るのが至福の時です。小田切ヒロさんや水越みさとさんが好きで、メイクやコスメ選びの参考にすることも。お風呂から出たら導入美容液を塗って、ドクターシーラボの化粧水をたっぷり使って保湿します。ニキビ痕や毛穴が気になる箇所には、オバジのビタミンC美容液をオン」

Live

Entame

「ライブ時は汗をかきやすいので、ローラ メルシエのプライマーでテカリをブロック。リップは、マイクに唇が当たっても落ちにくいM・A・Cの出番が多く、“意志の強い女性”を感じるマラケシュ ミアという色が好き。頭や肩をコロコロしながらほぐせるツボ押しローラーも必須です。香水は水みたいに軽やかなメゾン フランシス クルジャン。ポーチはファンの方に頂いたものを愛用してます」

にしな 1998年7月25日生まれ、東京都出身。デビュー2年目にして、早くも2ndアルバム『1999』をリリース。高い評価を得ており、今後の活躍が期待されている。

ブラウス¥37,400 ワンピース¥28,600(共にCreate Clair info@createclair.com) シューズ¥30,800(ARLETTE LILY/ESTEEM PRESS TEL:03・5428・0928) その他はスタイリスト私物

※『anan』2022年8月3日号より。写真・坂本美穂子 スタイリスト・村井素良 ヘア&メイク・上野知香 取材、文・小林瑞季