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エステティシャンは絶対やらない!「入浴中&お風呂上りのNGケア」3つ

「普段なんとなく行なっているボディケア、やり方や使うアイテムってこれであっているのかな……」と感じたことはありませんか? そこで今回は、エステティシャンの筆者がやらない「ボディケアにまつわる3つのNGアクション」についてご紹介します。

無意識に肌に刺激を与えている… 意外とやりがちなNGボディケア

入浴時や入浴後になにげなく行なっているボディケアが、意外と肌を傷つけてしまったり、刺激を与えてしまうことで、肌トラブルを招く原因になっているかもしれません。

そこで今回は、無意識にしてしまいがちなNGボディケアをご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

1.ボディタオルやボディブラシを使うのはNG

ボディタオルは使わない

体を洗うときに使用する「ボディタオル」や「ボディブラシ」で、つい体をゴシゴシと洗っていませんか?

一日の終わりにお風呂で汗や皮脂、角質汚れを落とすことは大切です。ボディタオルやボディブラシで洗うと汚れがすっきり落ちるような、痒いところに手が届くような感覚があり、気持ちよく感じられる人もいるでしょう。

しかし、ゴシゴシと洗うと摩擦による乾燥を招き、肌トラブルの原因を引き起こす恐れがあります。

ボディソープは泡で洗う

本来ボディソープや石けんの泡は汚れを吸着する働きがあるので、実はゴシゴシとこすらなくても汗や皮脂、角質汚れを落とすことができます。

筆者はボディタオルを使用せず、少し大きめの泡立てネットで泡を作り、泡を手に取っています。そして、肌への刺激を少なくするために手で泡を転がすようにして洗っていますよ。

冬になると肌が乾燥しやすい、背中やデコルテにニキビができるという人は、ボディタオルでゴシゴシと洗って肌を乾燥させていませんか? また、ナイロンやアクリル繊維でできた衣類が肌に刺激を与えている可能性もあるので、まずはそういった考えられる肌トラブルの原因を減らしてみてください。

2.肌に刺激を与えすぎるのはNG

エステティシャンは絶対やらない!「入浴中&お風呂上りのNGケア」3つ

お風呂上がりのボディケアといえば、肌にボディローションやボディクリームを塗ったり、顔に化粧水を塗っている人も多いはず。

このときにペシペシと叩くようなつけ方をしたり、手のひらで擦り込むようにして塗っていませんか?

実はそういったつけ方は肌に摩擦を与えてしまうため、かえって肌を刺激することも。

ボディケアは叩かず、こすらない

そうならないためにも、まずはボディケアの基本である“叩かない”“こすらない”を意識してみてください。

そして、ボディローションや化粧水を手に取った後はさっと肌表面に広げ、手のひらをピタッと密着させて優しいタッチでおさえるように浸透させることがポイントです。

3.開封して1年以上経過したものを使うのはNG

開封して1年以上経過したものは使わない

ボディオイルやボディローション、ボディクリームなど、「去年使っていたものがまだ余っているので今年も使っている」なんてことはありませんか?

スキンケアアイテムも食品と同じで、開封すると空気に触れてしまいます。そのため、開封してから長期間経過している場合、目には見えなくてもオイルやクリームの油分が酸化するなどの品質の低下を起こしていることも。

その場合、肌トラブルの原因にもなりかねないので、開封後1年以上経過しているものは使用しないことをおすすめします。

また、ボディケアアイテムは量がたっぷり入っているものが多く、自宅にはタイプ別に色んな種類のアイテムを揃えているという人も少なくないはず。

そういったアイテムを無駄にしないためにも、自分が使いきれるサイズのものを購入する、厳選したアイテムを選ぶ、開封日時を記入して管理しておくといったことをするといいですよ。

いかがだったでしょうか?

いつもなにげなく行なっているボディケアですが、肌にとって優しいものや負担の少ないものを選ぶだけでなく、自身の使い方も振り返ってみてくださいね。

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