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二の腕を1分間伸ばすだけ! “くびれ”がスッキリする「簡単ストレッチ」

コロナ禍でステイホームの時間が増えた昨今、「お腹周りのお肉が気になる」「くびれがなくなってきたかも?」と感じる人もいるかもしれませんね。そんな体型の変化に気づいた時におすすめなのが、今回ご紹介する“くびれストレッチ”。ぜひ毎日のケアに取り入れてみてください。

たるみの原因は、お腹の力が抜けているから?

お腹周りのお肉は、つく時はあっという間なのになかなか取りづらいですよね。また、全体的に痩せているのにお腹周りだけお肉がついてしまうのであれば、それはお腹の力が抜けているからかもしれません。

“お腹の力が抜けている”というのは、腹筋が効果的に働いておらず、上半身が縮んでしまっている状態のこと。

ウエスト周りにくびれを作りたいのであれば、筋トレを開始する前に、まずはその縮みをスッキリと伸ばすことから始めるとよいでしょう。

縮んだ胸周りを伸ばすと、お腹もスッキリ!

人はそれぞれのライフスタイルの中で、生活に合わせた体のクセができていくもの。例えば、デスクワークが多い人はどうしても猫背気味になりがちですし、立ち仕事が多い人は腰が反るような負担のかかる姿勢になりがち。そのようにライフスタイルに沿った体のクセが定着すると、日々体に負担がかかってしまいます。

実は、お腹周りが気になる時も仕組みは同じです。姿勢の崩れから胴体が縮み、お腹周りにお肉がつきやすい状態になっていることも。そんな時は、体の側面の縮みを気持ち良くストレッチで伸ばしてあげることで、本来の位置へ胸周りやお腹を戻してあげましょう。そうすれば、潰れていたくびれもスッキリしやすくなりますよ。

お腹のたるみを予防するストレッチの方法

それでは、早速ストレッチを始めていきましょう。

くびれを作るお腹ストレッチ

1.ひざ立ちの姿勢をつくります。
2.両脚は握りこぶし1つ程度あけましょう。
3.胸の中心と顔を前方へ向け、姿勢を整えます。

くびれを作るお腹ストレッチ

4.鎖骨を意識します。鎖骨の両端から腕がぶら下がっている意識で、鎖骨、肩、肩甲骨をリラックスさせましょう。
5.リラックスした状態で、左腕を前から頭上へ持ち上げます。
6.右手は左胸の横の肋骨に触れ、肋骨が前へ突き出でるような反った姿勢にならないように意識します。
7.呼吸を整えます。
8.息を吸いながら、右手を当てた左胸の横を真上に引っ張ります。

くびれを作るお腹ストレッチ

9.そのまま二の腕から指先までを真上に引っ張ります。
10.息を吐くタイミングで、肋骨を左から後ろへ回転させるようにして、上半身をねじっていきましょう。
11.苦しくなければ、顔を斜め上へ向けます。
12.そのまま苦しくない程度に深い呼吸を続けます。
13.ゆっくりとした呼吸を10回分終えるまで、その姿勢をキープします。吸う息で肋骨が広がり、吐く息でリラックスするのを感じましょう。
14.終了したら最初の姿勢に戻り、呼吸を整えた後、反対側も同様に行っていきます。

ビフォアアフターを比べてみよう!

このストレッチをするときは、ビフォアアフターを比べてみてください。体が伸びて本来の位置に整う前と後での呼吸のしやすさや、お腹のスッキリ加減、胴体の軽さなどの差を感じておくと、毎回のストレッチでの効果を実感しやすいでしょう。

朝起きた時、食事の前、仕事の後、夜寝る前などのタイミングで行ってみてくださいね。

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