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冬は顔がむくみやすい!? 家にあるものでケアできる「お手軽むくみ対策」

気温が下がる冬は、手足の冷えが気になる人が多いと思いますが、実は顔も冷えて血行が悪くなりやすいのです。服を着てカバーできる身体と異なり、外気の冷気を浴びやすい顔は代謝も悪くなりがち。「最近いつも顔がむくんでいる」という人は、顔の血行促進を行ってみて。今回はエステティシャンの筆者が、冬の顔むくみに試して欲しいおすすめケアをご紹介します。

あなどれない! 温冷ケア

ホットタオル用タオル

“温冷ケア”は、ポピュラーなむくみケアの1つ。冷やすことによって収縮した血管を、温めることによって拡張させ、血行を促進する原理です。家にあるもので手軽にできる点が魅力的ですね。

顔の冷えを感じたら、ホットタオルを試してみて。水を絞ったタオルを、様子を見ながら電子レンジで30秒ほど温めましょう。顔の上に載せて軽く押すと、じわーっとした気持ちよさを感じると思います。

さらに目の周りの骨や、頬骨周りを優しく押すのがおすすめ。特に目の周りはむくみがわかりやすい部位なので、ぜひ試してみてくださいね。

ホットタオルに使うタオルは、ふかふかの生地よりも薄めのタオルの方が絞りやすく、扱いやすいと思います。

“かっさ”やレンゲを活用

かっさ

指を使う優しいリンパケアも良いですが、すっと流せる“かっさ”も、冬のむくみケアにおすすめ。100円ショップでも買えるかっさは1個あると便利ですが、レンゲを使っても同じようにケアできます。

素材を気にしないのであれば、自宅にあるものでかっさの役目を果たしてくれますよ。

レンゲ

持ちやすければ何でも代用できますが、使う前に欠けていないかチェックしてくださいね。

ケアする際は、肌の摩擦を避けるためにオイルやクリームを塗り、顔の中心から外に流すようにすればOK。最後に耳の前から後ろ、首を通って鎖骨に流すようにすると良いでしょう。

内側から外側へのタッピングもおすすめ!

今回は手軽にできる顔のむくみケアをご紹介しましたが、もっと簡単にケアしたい方は、いつものスキンケアに“タッピング”をプラスするのもおすすめです。

顔の中心から耳の前に向かって指を弾くようにタッピングすると、血行が良くなるような感覚があるのではないでしょうか。乳液やクリームをなじませるときなど、ぜひ試してみてくださいね。

©liza5450/gettyimages