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狙うは閉店間際!? スタバのフードが20%オフで買える「SAVE FOOD」試してみた

『スターバックス』(以下スタバ)は2021年8月23日から、店舗の閉店3時間前を目処に、ケーキやサンドイッチなどのフードを20%オフで販売する「フードロス削減」プログラムを始めました。このプログラム、フードの廃棄を減らすだけではなく、売上の一部を寄付するという取り組みのよう。筆者も気になったので、閉店間際のスタバに行ってきたレポートとともに、「フードロス削減」プログラムの内容をご紹介します!

「フードロス削減」プログラムを体験!

早速スタバの新しいプログラムを体験すべく、閉店が近づく夜のスタバに行ってみました!

18:30  20時閉店のとある商業施設に入っているスタバへ。フードケースの中を覗いてみると、フードは残っていましたが、目印のPOPが見えません。まだ始まっていない様子。
18:50  他の店舗を覗いてみるも、こちらもPOPは出ておらず。フードケースの中のフードはほぼなかったので、この日は売れ行きが良かったのでしょうか。
19:05  初めに覗いたスタバに戻って確認してみると……

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ショーケース内にPOPが見えました! この「SAVE FOOD」のPOPが目印です。
ドーナツや、キッシュ、サンドイッチなど、フードケースの中にはたくさんのフードが並んでいました。スタバの商品が値引きされているだなんて、なんだか夜のスーパーみたいでワクワクしました。筆者は翌日の朝食用に「チョコレートチャンクスコーン」をテイクアウト。

このプログラムは当日の各店舗の在庫状況によって実施されない日や開始時間が違うようで、出くわした筆者はラッキーだったのかもしれません。

ヨーグルトやキッズドリンクなど一部商品は対象外になるようなので、「SAVE FOOD」のPOPを見つけたときは、対象アイテムがどれなのか、スタッフの方に聞いた方がいいかもしれませんね。

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レシートには「SAVE FOOD 20」という文字が。260円のスコーンが、200円弱で購入できました。

商品を受け取る時に、スタッフさんが「フードのご購入ありがとうございます!」と声をかけてくれました。スタッフさん一人ひとりがフードロスの取り組みを意識しているんだなぁと実感。

そしてスタバのこういったプラスのサービスで筆者はとても嬉しくなるんですよね。

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こども食堂『むすびえ』とともに目指す地域貢献

店舗には「SAVE FOOD」と書かれたボードが飾られていて、そこには、フードロスプログラムの売上の一部を“こども食堂の支援をする”NPO法人『むすびえ』へ寄付するという内容が書かれていました。

このプログラムは、フードロスの削減だけではなく、子どもたちのより良い食と未来づくりにも貢献しているプログラムなのだなと再確認しました。

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翌朝、スタバの店舗で食べるスコーンのようにセットしながらいただきました。外食に気が引ける昨今、お家スタバでも十分気分があがります。

何よりこの行動が誰かの役に立つのかもしれないと思うと、いつもより味わっていただけました。

「SAVE FOOD」プロジェクトに参加してみない?

日本では、年間2531万トンの食品が廃棄物となっており、内600万トンは、食べられるのに捨てられてしまう食品(※1)なんだそう。更にその内一般家庭から排出される食品廃棄は276万トン、食品関連事業から排出される食品廃棄は324万トン。想像もつかない大きな数字ですよね。

そんななかでも、新たなフードロスの削減に取り組むプロジェクトを始めたスタバ。

「SAVE FOOD」の取り組みがこれからの未来を担う子ども達への手助けとなるように、みなさんも夕方以降にスタバに行くことがあったら、ぜひ「SAVE FOOD」のPOPが出ていないかチェックしてみてくださいね。

※1.2018年 農林水産相データ

【対象店舗】
全国のスターバックスコーヒ店舗
※対象外店舗:スターバックス リザーブ® ロ―スタリー 東京など取り扱う商品が異なる店舗

【参考】
©スターバックスコーヒー